- オーストラリア火災が起きた時期・原因について
- オーストラリア火災の被害状況
- 世界で報道されたニュースまとめ
オーストラリアの山火事はいつから?
年末年始で浮かれている日本では一切報道されていないオーストラリア火災ですが、過去最大級の被害状況となっているようです。
テレ東ニュースの2019年11月9日に投稿した記事によると、
オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の各地で先月から大規模な森林火災が相次いでいます。
8日から9日に掛けては過去最多となる17カ所で緊急警報が発令され、2人が死亡、100戸以上の住宅が焼けました。
引用:テレ東ニュース
つまり、今回のオーストラリアの大規模な山火事は2019年10月〜始まっていたと推測できます。
そんなに前から?と感じた日本人は私だけじゃないはずです。
オーストラリア山火事のNASAの衛星写真がヤバい!
SNSで調べてみると、NASAが公開している被害状況の写真がたくさんUPされておりました。
それがこちら↓↓
オーストラリア全体が真っ赤に染まっているのがわかります。
私も最初に見たときは何かのコラージュ?かと思ってしまうくらい、現実味の無い恐怖感、世紀末感を覚えました…
現場では懸命な消火活動が長期に渡って行われております。
オーストラリア山火事の被害状況がヤバい!コアラが絶滅の危機に?
2019年10月頃から続いているオーストラリアの大規模山火事は、動物、住居、人を含めて今現在も拡大中のようです。
これだけの規模なので正確な数字は誰にもわからないと思いますが、SNS上でUPされていた被害の状況を簡潔にまとめてみました。
【過去最大の被害状況】
・約5億頭の動物が焼け死んだ
・人も20人以上が亡くなる
・約550万ヘクタールが焼けた
・1400以上の住居が焼失
・有害な煙が1000万人以上に影響してる
5億頭の動物が今現在の時点で焼失したと予想されており、中には避難に遅れた人もいるとのこと。
さらに、火災から発生した黒煙がオーストラリアの各都市を襲っており、避難した人々も安心できない状況のようです。
さらに、東京ドームが約5ヘクタール(4.7ヘクタール)ということは、550万ヘクタールが焼けたということは東京ドーム110万個分が焼けたことになります。
しかも、今現在も拡大している状況なのでその被害はかつて無いものだと容易に想像できます。
オーストラリアと言えばコアラが有名ですが、2019年11月時点で350頭が焼失したことを確認しており、さらにコアラの生息地の約80%が焼けてしまったとのこと。
今オーストラリアのコアラは、絶滅の危機にあるとオーストラリアの動物園はコメントしているようです。
火災から逃げるコアラを下着姿の女性が、自分の危険を顧みずに懸命に救助している動画が公開されてました↓↓
オーストラリアの山火事はなぜ起きた?
オーストラリアは南半球に位置しており、例年通りだと夏本番前に気温が上がり、乾燥も続くことで森林火災が起きやすくなっているとのこと。
ちなみに日本人の感覚からすると夏は7月ごろ〜ですが、オーストラリアの四季は以下の通りです↓↓
- 夏・・・1月
- 秋・・・4月
- 冬・・・7月
- 春・・・10月(山火事が起きやすい)
今回の大規模火災も2019年11月ごろから始まっているようなので、その時期に何かしら自然発生的に山火事が起きたのでは?と思われますが、明確な要因は探してみても見つかりませんでした。
専門家によると、数ヶ月は続くと言われているようです。
年末年始で浮かれている日本では、この深刻な被害状況に対して一切報道が無いことがいささか不思議でなりません…
1日も早く森林火災が収束することを心より願っております。
【画像】オーストラリア火災の深刻さを物語る画像まとめ
黒煙に襲われる都市
もはや私達の知っているシドニーの街並みは、世紀末を描いた映画のような光景になっており、にわかには信じがたい状況です。
マスクを付けて避難する人々
炎の竜巻ファイヤーネードが頻発
ファイヤーネードとは、いわゆる炎の竜巻のことで、日本人の記憶からすると阪神淡路大震災のときの密集住宅で起きた火災と近いのかな?
火災の異常な高熱により急激な上昇気流が発生することで、タワー型の火災積乱雲が形成されるようです。
燃える森でさまようコアラ
救助されたカンガルー
【動画】オーストラリア火災の世界のニュースまとめ